路上のボールペン
2016年 02月 14日
13 家族についてⅡ
子供との対話について
「子供が刻々自分の世界をつくって親からはなれようとするのに負けないで、
親の私も自分の世界を子供の前に提示して、その世界をまもりたい、と思う。」
私もそう思う こどもとの距離感 いいとおもう
「そして父は、一人の男として一所懸命だったり怠けたり自分勝手だったりして生きていた。
いわゆる「対話」はなかったが、父を追憶してみると、私は父の影響を大きく受けているのであった。
その意味では、対話はあったというべきなのかもしれない。」
父とは 相性がわるいと思っていた
そうやって すべてを あとまわしにしていた
いなくなって ふりかえると
ちゃんと 距離感をもっていたんだと 対話はあったと
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路上のボールペン
山田太一エッセイ集
1984年 5月15日 初版第6刷
by genkiyasai | 2016-02-14 10:39 | 本・言葉・絵 | Comments(0)